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会津
2011年のGWを利用して尾瀬と南会津周辺を歩いた。5月3日の朝に上越新幹線の上毛高原駅を出て、5月8日の午後に只見線の会津高田駅に着いた。5月3日と5月7日にヒッチハイクでそれぞれ約2キロと約5キロ、車に乗せてもらった。それ以外は歩いた。峠をたくさん越えた歩き旅だった。
以下、旅行記である。
5月8日 市野峠
5月7日 新鳥居峠
5月6日 戸板峠
5月5日 沼山峠
5月4日 三平峠
5月3日 宇条田峠
大内宿にて(5月8日)
市野峠
もう旭の範囲を質問するには高田の街に近づきすぎてしまったなあ。
ポツンと郵便局があるだけで、郵便局の先は行き止まりだし、確かに家は密集しているのだけど、中心っぽくないなあ。
このあたりが旭の中心なのだろうか、と思ったのは、郵便局があったからだった。
旭の史跡、と巨木の前に、石碑の前に、いろんなところの前に看板が立っている。
あっちが若松?部奈の興奮を思い出すなあ。会津盆地がどーんと見えてくる。
<後もう少しで開けた場所にでる>
Facebookで内田君とやり取りした画面を思い出している。「百里を行くもの九十を半ばとする」。
いけないいけない。
市野の集落に入ってなんかすごく幸せな気分なのは、終わりの始まりだからだ。後は下るだけ。
<市野>
やっと道路にでた。もうカロリーメイトもパンもないので、豆といちじくを食べる。
...
新鳥居峠
これはごほうびだなあ。
「みんなで見てらっしゃい。泊まった人にしかみられない。外に一軒一軒、明かりがともっているから。」なんていって、さりげなくコミュニティづくりのきっかけをしてくれるのもすてきだなあ。
会津弁がすてきなおかみさん、会話がはずむようデザインされた空間。
江戸時代の話などする。
一緒に食卓についたのは新潟の三条から来たご家族。
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大内宿は日暮れが遅い。それは周りの山が低いからだ。
さすがに日は暮れないだろう、心配しているのは、夕飯の時間なのだ。
「日暮れ前には着きたいと思ってますけどねえ。」
意外と集落の中が広くて、中入ってから2キロも3キロもあったらどうしよう、そんなことはあるわけないのだが、こういう状況では最悪の場合を意識しておく必要がある。
さすがにしんどくなってきた。中山までの登り道。
何も考えずに、というのはどういう意味なのだろう。
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戸板峠
山間の少しひらけたところ、淡々と家々が連なっている、そんな普通の集落のようなのに泊まるところがたくさんあって、実際にそういうところに泊まれる、というのが素敵だ。
<針生>
保城峠に行く道に違いない。ちょっとのぞいてみると、林の中の道の脇、小さな神社があって、地蔵がいる。
スキー場の向こうのほうにも点点と住んでいる。
広い道に出た。
じゃぶじゃぶと行く。
<また長靴が活躍した道>
面倒だけど、また長靴に履き替えよう。
雪解けで道が川になっている。
新しい道路に出たり、古い道路に戻ったりしたりを繰り返す。
雪の下りは楽だなあ。
<戸板峠>
休憩。ひんやりとしていて気持ちいい。峠は広場になっている。
また旧道に戻る。
「旧道」と「新道」、混乱を解消するためにとりあえず名前を付けてみる。二つの道が走っていて、地図が嘘だ。
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沼山峠
桧枝岐、この村は極めてにシンプルだ。それは都会-農村、という比較軸で農村的、というわけではなくて、私がいままで見知っている農村に対しても本質的に異なる独特な素朴さがある。そう思った理由は、神社とお寺が見当たらない、ということ。一軒のお堂があるだけ。こう見ると、いままで素朴さの象徴のように思っていた寺社というものが、実はかなり「文化」というものにまみれたものであることに気付く。そういった「みんながやってるからやる」みたいなところがこの村にはない。
それと、ここでは歴史が地層のように積み重なって露出しているのが特徴的だ。メインストリートをあるていると、道端のいたるところに墓石があるのだが、これが新しいものもあれば、何百年もそこに置いてあるって感じの古いものものまで混ざっている。モノは壊さない壊れないんだなあ、と気付いた。
<桧枝岐>
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三平峠
雪はいくら湿っていても固体だから、隣接する部分にその湿り気を移さない。だから、雪の部分と雪じゃない部分、湿っている部分と乾いている部分がくっきりと分かれて、そのコントラストが美しい。
<燧ケ岳>
<三本の木>
<浅湖湿原>
尾瀬はいいなあ。歩いていしかたどり着けない、というところに特権的な優越感を感じる。
傾斜がきつくて足を入れても滑ってしまう登り斜面がある。
このような斜面では、下る人が踏み跡で道を作り、登る人がそれを使えばよい。
<道のある斜面>
雪におおわれているから一見するとどこを歩くかは自由なように見えるけど、ここには沼という制約があって、ドボンしないように気をつかいながら道を選ばなくてはいけない。
沼尻の休憩所で昼寝。しずかだ。
<雪と水>
ところどころ、水が顔をのぞかせている。
意外と急斜面が多い。南側の湖畔を歩く。
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宇条田峠
「通ってきたところに花咲の湯、って温泉あったでしょ、そこに行くんで。ついでにと思って」
ありがとうございます。鎌田まで乗せてってもらう。
さっきの方だ。
雨のなか、歩く。
進行方向、対岸の山に指を向ける。
じゃあ、方向としてはあっちですね。
道を聞くと、役場のあるところは鎌田といって、この先をしばらくいって、右に下ったところにあるとのこと。
谷の下に集落が広がっている。
下りると道沿いに住んでいる。
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くねくねとした山道を登って、下りる。
今度はこの道で間違えないだろう。
引き返す。
試しに下りてみると、川岸まで行って行き止まり。
宇条田峠へ折れる道が分からない。
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観光に媚びるのはよくないか。
そうしないのがよいところなのかとも思った。
川場村は「武尊村」、片品村は「尾瀬村」にしたほうが、観光のマーケティング的にはいいと思った。
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